歴史的経緯からフレームのネジ止め穴は複数用意されており、そのすべてにネジを差し込む必要はない。一般に3.5"ドライブのネジ穴は12個、それより小さいドライブは8個から4個である。フレームの固定は応力が発生しないよう、ネジを仮止めした後対角線をなぞる順番で徐々に締めるとよい。 ハードディスクドライブは1台で監視カメラ を利用出来るため、利用方法に合わせて内部を区画(パーティション)に分割出来る。個々の区画を別々のOSで利用することも出来る。 かつて、ハードディスクドライブはフォーマットして使用するデバイスであった。このフォーマットは、物理フォーマットと論理フォーマットにわけられ、前者はサーボ情報からセクタ情報まで全てを再構築するものであり、後者は前述のパーティションを作成する際に不良セクタ情報を集めて、それらを予備領域で代替し、ファイルシステムを構築するものである。 現在のハードディスクドライブは物理フォーマットを行う為の条件が厳しく、温度・湿度・振動・電源・またその他いくつかの条件を厳密に管理しないと設計された容量でフォーマットする事は難しい(外乱を受けると、その瞬間に扱っていたセクタは使用不能になる)。この為、ハードディスクドライブは物理フォーマットコマンドを廃止したり無視する傾向にある。 かつてハードディスクドライブは粗大ゴミ セクタリストがアクセス可能であり、このリストによって欠陥セクタを取り除いた領域がユーザー領域となっていた。このリストの長短がハードディスクドライブのクオリティであり、また使用中にこのリストがどれだけ増えるかが、管理者の頭痛の種であった。このリストの為に用意された領域が溢れた時は、不良セクタが代替不能になり、アクセスするとエラーが発生する。論理フォーマットによってスーパービットマップ等で蓋をしないとアプリケーションの動作不良といった不具合の原因になる。 現在のハードディスクは欠陥セクタリストが見かけ上0である「ディフェクトフリー」ハードディスクドライブである。もちろん物理的にそのようなハードディスクドライブを製造する事は不可能である。実際には、ユーザーがアクセス不可能な領域に冗長領域を持ち、物理フォーマットの時点で問題のあるシリンダやセクタをスキップしてある。セクタにサーボ情報が埋め込まれているので、不良シリンダやセクタはシーク時点で自動的にスキップする。またデータ記録にはリード・ソロモン符号等を使う事でエラー訂正し、ビットレベルの点欠陥は事実上無視できる。記録密度向上によってS/N比は低下する一方なのでエラー訂正技術は現代のハードディスクドライブにとって不可欠な技術となっている。 HDDのサイズ比較の一例 左から5.25,3.5,2.5,PCMCIA-HDD2008年現在のコンピュータで利用されているものは、ほとんどが3.5インチや2.5インチサイズのプラッタである。小さなものでは、コンパクトフラッシュサイズのマイクロドライブ、iVDR (Information Versatile Disk for Removable usage) 等もある。小さいサイズのHDDは、2006年以降、セミナー に大容量・低価格化するフラッシュメモリと競合しており、小さい順に市場が縮小しつつある。 8インチ - 大型汎用コンピュータ用途。1980年代まではパーソナルコンピュータ用途でもあった。現在は生産されていない。 5インチ - 大型汎用コンピュータ、1990年代半ばまでのパーソナルコンピュータ用途。現在は生産されていない。 3.5インチ - 1990年代以降、トラック買取 のデスクトップパソコンやサーバ、ワークステーション用の主流。なお、回転数が15000rpmに達するような、サーバ、ワークステーション向けHDDでは、躯体は3.5インチ用のものでも、内蔵されているプラッタはそれよりも小さいものが多い。インターフェースはサーバ用途ではほとんどがSCSIであるが、一般市場向け製品のインターフェースは2005年ころを境にパラレルATAからシリアルATAに移っている。 2.5インチ - ノートパソコン用の主流。3.5インチに比べ耐衝撃、耐振動に強いことから、最近ではカーナビやゲーム機(PS3)等でも利用されている。近年SCSI規格の2.5インチ型が復活。従来のノートパソコン向け低性能・低消費電力型ではなく、サーバ向けの高性能・省スペース型となっている。特に環境問題に配慮し消費電力を抑える傾向にあるデータセンターなどで多く用いられている。一般向けインターフェースはパラレルATAのものとシリアルATAのものの両方があるが、最近はパラレルATAの新製品はかなり少なくなっている。 1.8インチ - 大部分の小型軽量タイプのノートパソコン用、iPod(現iPod Classicシリーズ)に代表される携帯型音楽プレーヤ、携帯型ビデオプレーヤ用途等。ハードディスクPCカードのモバイルディスクという単体商品もあった。1.89インチと扱われる場合もある。ノートパソコン用としては2.5インチと接続コネクタ形状が同じ日立GSTタイプとPCカード型(ただしモバイルディスクとは異なりPCカードスロットにはささらない)の東芝タイプがある。包茎 では、一時はこの分野に参入を計画した富士通は参入を断念。日立は、自社向け中心に生産してたが不採算を理由に生産中止を表明。2008年時点の事実上、東芝とサムスン電子のみが生産するモデル。 1.3インチ - HP製キティホークなどの例が有り、1.8インチと1インチの中間容量として再度期待されている。2007年以降、1.3インチ以下の大きさのハードディスクはSDカードやコンパクトフラッシュなど小ささと省電力性で勝るフラッシュメモリの価格下落の影響により導入の利点が薄れ、生産数が墜ちている。2008年時点、サムスン電子のみ生産。 1インチ - 単体ではマイクロドライブと言われる商標のものが一般的に知られている。高性能デジタルカメラや小型携帯型音楽プレーヤー、PDAにも。 0.85インチ - 超小型。東芝が2003年に開発。自社の開発するデジタルビデオカメラに使われている。その他にも、COWON社のデジタルオーディオプレイヤーiAudio6や、2006年2月に発売された東芝のau向けの音楽機能を重視した携帯電話のMUSIC-HDDにも搭載されている。内部のプラッタは0.85インチ=21.6mmで、これは五円硬貨とほぼ同じサイズ。サイズや価格などでSDカードと競合し劣っているため、2007年以降から同サイズでの新製品が発表されていない。 現状ではほとんど意識する脱毛 もないが、少し前までは厚さによる差異も存在した。 ハーフハイト - 41.3mm。2000年以前の高性能3.5インチSCSIHDDに用いられた厚さで、プラッタ5枚以上・磁気ヘッド10個以上の構成となっていた。その後の記憶密度の向上により、これほどのプラッタを内蔵する必要は無くなり、現在では少数の中古品が流通しているに過ぎない。 1インチハイト - 25.4mm。現在では標準的な3.5インチ型HDDの厚さ。プラッタは1〜3枚。大容量製品には4〜5枚もある。 19mm(17mm) - 3/4インチ。2.5インチ型HDDの初期に存在した厚さ。2.5インチIDE/ATAインターフェースの物では、EIDEよりも前の時代の頃まで。一部3.5インチにも採用され、PlayStation2(後期形)用内蔵HDDに採用された。近年はSCSIやSASインターフェースでサーバー向け2.5インチHDDが登場し、主にこの厚さが採用されている。 12.5mm(12.7mm) - 1/2インチ。2.5インチ型HDDの初期に存在した厚さ。各社微妙に厚さが異なっているため、中古で購入する場合は注意すること。プラッタは3枚。富士通が大容量タイプの2.5インチ型を復活させている。3.5インチ型と同レベルの容量をもちながら省電力・静音性に優れており、大型のノートパソコンやハードディスクビデオレコーダなどで再流通している。 9.5mm - 3/8インチ。現在では標準的な2.5インチ型HDDの厚さ。プラッタは1〜3枚。以前は2枚が最大だったが、2008年3月4日サムスン電子がプラッタ3枚を製品化。